JDK 情断会 MWV昭和50年度卒同期会
平成27年3月14日(土)〜3月15日(日)
情断会スノーW 小浅間山&四阿山
原田、小川、宮澤、高島、小田野
週間天気予報では土曜日は曇り、日曜日は雨マークもあり、晴れ男の神通力もここまでかと思われた今年のスノーワンデルングであったが、情断会の晴れ男は今回も奇跡を起こした。
3月14日(土)、朝7時30分、桶川駅に集合したのはいつもの5人、小田野、高島、宮澤、小川そして原田である。薄曇りの中をこの日のためにスタッドレスタイヤを装着した原田の車で出発。関越自動車道はスキーシーズンのためか、交通量は若干多いもののスムーズに通過。上信越道を経由して碓氷軽井沢インターで一般道に降り、軽井沢の町を通り抜け、ほぼ予定の時刻に小浅間山の登山口である「峰の茶屋」に到着。何とか1台分の駐車スペースを見つけて車を停め、身支度を始める。
小浅間山(標高1,655m)は浅間山の東の裾野に、ちょこんとせり出したドーム状の寄生火山で、東西の双峰をもつ独立峰である。東峰からは軽井沢の街並みや妙義の山々などを、西峰からは鬼押出しや六里ヶ原の広がりを展望できる。登山道は駐車場の隣の東大火山観測所の横を入る。しばらくはカラマツやダケカンバ林の中の比較的平坦な道であるが空は青空、風もなくすぐに汗ばんでくる。
火山噴火警戒のため立ち入り禁止の看板のところで、右に折れ尾根の右をトラバース気味に取り付く、ここからひと登りで小浅間山の東峰に到着。雄大な浅間山が目の前に見える。また、八ヶ岳や西上州の山、明日登る四阿山が良く見える。ひとしきり眺望を楽しんだ後は西峰に向かう。西峰からは浅間山がさらに大きく見える。何のためにあるのか分らないが、丁度良い大きさのコンクリートブロックがあったのでそれをテーブル代わりに昼ごはんにする。風もなく、素晴らしい景色を眺めながらのんびりと食事をした後はトレースの無いルートを探しながら下山、1日目の行程は無事終了。本日の宿「東急ハーヴェストクラブ軽井沢高原」に向かう。チェックイン前のホテルのロビーでビールを飲み始め、寝るまでアルコール漬けであったことは言うまでもない。
明けて3月15日(日)、朝食時間を待ちかねてレストランへ。今日一日の行動に備えしっかりと食事をとる。レストランの窓から見える空はだんだん青空が広がってくる。いいぞ!また、この時に山専ボトルにお湯を満タンにしてもらう。これで昼のカップラーメンもコーヒーもOKだ、レストランのお姉さん有難う。
予定通りホテルを8時に出発。パルコール嬬恋スキー場までは約1時間の道のりだ。途中のコンビニで本日の昼食を調達して、9時少し前に四阿山の登山口「パルコール嬬恋スキー場」に到着。パトロールに登山届を出してゴンドラで一気に2,050mの山頂駅へ。四阿山の標高は2,354mだから標高差はわずか300m。この時期、この時間、この天気だから先行している登山者はいるだろうし、今日のコースも楽勝!と、この時点では思っていたが、現実は大違いであった。
ゴンドラを降りて準備をしていると隣で「空色山の会」の皆さんが準備中であった。事前の情報では「空色」の皆さんの方が先行しているはずなのだが…。出発こそ「空色」の皆さんが先であったが、大先輩にラッセルしていただくわけにもいかず途中から「情断会」が先行することになった。天気はいいし、周りの樹氷もきれいだし、雪もフカフカだし、はじめこそルンルン気分であったが、次第にラッセルがきつくなる。時たまあった赤布もほとんど見当たらなくなり、樹林帯のなかでルートファインディングをしながら前進することになった。交代でラッセルをしながらようやく2,183mピークに到着。ここからは少しなだらかになり、ノントレースの気持ちの良いコースであるが、山頂手前の急崖が見えている。尾根が狭くなったところでスノーシューでは危険と判断し、アイゼンに履き替えるが雪が締まっていないためうまくステップが切れない。それでも何とか登り、狭いけれども比較的なだらかな尾根を注意しながら通過して山頂に到着した。ゴンドラの山頂駅から約3時間半の行程であった。
狭い山頂からは360度の展望で、上越の山、妙高から北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、その奥に南アルプス。近くには去年の秋に登った黒斑山をはじめとする浅間山の外輪山、雄大な浅間山、そして昨日登った小浅間山が一望のもとであった。いつまで見ていても飽きない景色であった。程なく「空色」の皆さんも到着し、記念撮影を済ませて来た道を引き返す。
帰りは頂上直下の狭い尾根を除けば神経を使うところはない。風もないので広い雪原にテーブルを作ってお昼を食べ、手ごろな斜面はシリセードで降り、雪の山を満喫した。
計画よりも多少遅れたが、午後3時前にはゴンドラ山頂駅に着き、今年の充実した情断会スノーワンデルングは終了した。
原田記